研修医日記

研修医日記vol13 初心者による初心者のための腹部エコーの話

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キタドクです。

最近忙しくて記事がおろそかになってしまいました…

また毎日書けるように頑張っていきます!

今日はエコー初心者によるエコー初心者のためのお話しということで。

腹部エコーについてです。

この先、実習で消化器内科を回ったり研修医同士でやったりエコーを初めてやるという方に向けての記事です。

既にうまい方にはむしろアドバイスいただきたいので教えてください!

実際にどこにプローブを当てるとどうで…といった話は確実に画像をみながらのほうがいいですし、指導医に聞いたほうが確実に解決できます。

したがって、僕のこの記事では心がけというか、エコーを実際に練習するときにどういったことを考えると上達が早くなるか、といったテーマで書いていきます。

 

伝えたいことは4つです!

①教本を見ながらできるチャンスはあまりない。

一つ目はこれです。学生同士、研修医同士でやるときにはあるかもしれません。

しかしエコーの手順や画像が掲載されている本を見ながら患者さんに行うタイミングがあるとは思えませんね。

ということは、簡単な手順は覚えていなければいけません。

僕はと言えばいきなりやってみようか!と言われ、ただなんとなく真ん中、右、左、と記憶にある指導医の先生の動きをまねていた感じです。

施設によって違いはあると思いますが、

肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、心臓、門脈、総胆管&下大静脈、大動脈、膀胱(+前立腺)、ダグラス窩(直腸膀胱窩)

がメインでしょうか。プローブをどの向きでどこにあてれば何が見えるのかを把握しておかなければいけません。

これが家での予習ですね。

先ほど、わからないことは教本や指導医に聞くのがいいと書きました。

 

②必ず、患者さんの背景を確認する。

これも、本当に大事です。基本動作を覚えてきたころにやってきます。

患者さんの腹腔内は正常構造とは限らないのです。

エコーを当てている最中に、気づくと冷や汗たらりです。

もちろん、自分のいる病院でのエコーが初めての場合は仕方ありません。

ですが、定期健診、疾患のフォローのエコーの場合前の結果があるはずです。

1分目を通しておくと、得します。

実際に初めて見てこれは…と思った例をいくつか挙げます。

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慢性腎不全

通常の腎臓は、エコーではこのように見えてきます。肝臓と腎臓は正常であればエコーレベルが同じなわけですね。

また、脂肪肝では肝臓の輝度が上がり、肝臓と腎臓の色の差がはっきりしてきますね。

これを肝腎コントラストがあるといい、脂肪肝の所見となっています。

そして、この正常構造を見たうえで慢性腎不全のエコーを見てみましょう。

 

 

腎臓どこいった。。。

この写真は、今だと慢性腎不全だとわかります。

しかし、エコーで初めて慢性腎不全の患者さんに出会った僕はどうしたでしょう。

 

僕(肝腎コントラストを見るために腎臓と肝臓をうつしたいのに…腎臓が見つからない…そんな馬鹿な…いままでそんなこと一回もなかったぞ…)

永遠と腎臓を探していました。

終わった後指導医の先生に腎臓見えてるのにずっと探してたのが手に取るようにわかった、と言われました笑

 

また、手術の既往も重要ですね。例えば、肝左様切除術をしている方や胆嚢摘出術を受けている方。

既往歴を見れば一瞬でスルー出来ますが、胆嚢を永遠と探したり辺縁不整?と必要以上の確認を求められます。

ここら辺は意識するかしないかでだいぶ見え方が変わってくるところなので、

可能であれば既往や、前のレポートを必ず確認しましょう。

当たり前と言われれば当たり前ですが、研修医や学生は心の準備ができていない状態でやらなければいけない場面が多いですね。常日頃から意識しておくのが重要です。

 

次回に続きます!

参考

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