看護国試応援プロジェクト(仮)

看護応援プロジェクト①ショック(続き)

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キタドクです

本日は昨日の続きですね。

ショックには大きくわけて四種類あります。

 

循環血液量減少性ショック

 

文字からイメージしやすいですね。体の中を流れている血液が減る状態なので、出血や脱水などが考えられます。熱傷なども水分がたくさん失われるためにこの状態になりやすいですね。

難しいことは書きません。血液が減ったら、血液が循環しませんね。

水道とホースをイメージしてください。

水が足りないなら、ホースの内径を狭くして水の勢いを強くするしかないですね。

そのため、末梢の血管が締まり、心臓が頑張ります。

 

心原性ショック

 

心臓自体の機能が落ちてしまっている状態ですね。

ホースのたとえで言えば、水はあるのに水道自体が故障している感じですね。

心筋梗塞や、心筋炎、不整脈などで、血液を送り出せない状態になってしまうわけです。

不整脈では、心臓は動いていても血がいかないということも起こりえます。

ここまでは、なんとなくイメージがつきますね。

難しいのは、残り二つです。

 

閉塞性ショック

これは、バランスボールを膨らませている状態をイメージしましょう。

バランスボールが心臓です。周りに何もなければ簡単に膨らみますね。でも、みんなでその上に座って膨らむのを阻止したら…。空気が入りませんね。

血液(空気)を貯めれなければ全身に送りだすことはできませんね。緊急性が高く、すぐに処置しなければ死に至る病態でもありますね。

医師国試の救急疾患として有名な、心タンポナーデや緊張性気胸がこれにあたります。

心タンポナーデは血液等の液体が。

緊張性気胸は空気が。

それぞれ膨らむのを阻止しているわけですね。

この二つの疾患のほかに、心臓の外の膜が炎症を起こす心外膜炎や、腫瘍の転移によって起こることもあります。

 

血液分布異常性ショック

 

敗血症やアナフィラキシー、自律神経の異常で起こるショックです。

これの理解がなかなか難しいでしょう。言葉の意味を考えていきます。

水の量は変えずに、ホースの一部だけがすごく広がっていたらどうなるでしょうか。

そこに水が溜まってしまい、奥の方になかなか流れていきませんよね。

その状態が、分布の異常です。血液の量は減っていないのに、大事なところに血液が回りません。

代表例は、敗血症性ショック、アナフィラキシーショック、神経原性ショックがあります。

これらは、血管が拡張してしまうことで起こるショックなわけです。

敗血症性ショックについては今度詳しく書きますが、炎症のせいで血管を拡張させる物質が出ます。アナフィラキシーショックも同様に血管を拡張させる物質が出てしまいます。

神経原性ショックですが、みなさん、血管は自律神経で調節されているのは知っていましたか?自律神経の勉強が進んでいる人はわかりますね。

その自動調節がうまくいかなくて、血管が開いてしまうわけです。

○○ショックという名前がたくさんありますが、大きいカテゴリーは四つです。

そして、○○ショックがどのカテゴリーに入るのかを考えていけば問題が解けますね。

さっそく今勉強したことで問題を解いてみましょう。

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第95回 末梢血管抵抗が低下するのはどれか。

1. 心筋梗塞に伴うショック

2. アナフィラキシーショック

3. 出血性ショック

4. 肺動脈塞栓症に伴うショック


末梢血管抵抗とはなんでしょう。

言葉の意味を正しく理解することが大事です。

末梢血管の抵抗が下がると、末梢に血液が流れやすくなりますか?流れにくくなりますか?

抵抗が下がるということは、流れやすくなりますね。

血管は、開いていそうですか?閉じていそうですか?

開いていますね。

ということで、この問題を言い換えるとしたら。

血管が開いているのはどれでしょう?と言う問題になります。

みなさんはもう勉強しましたね?

2番のアナフィラキシーショックです。

おそらく、医療関係の方でなくても名前は聞いたことはあるでしょう。

僕たちはそれではいけませんね、病態を理解するのがとても大事です。

この問題、10年前の国家試験問題ですがさわ研究所調べではなんと。

正答率35.5%です。

 

ショックについて正しく理解するだけで解ける問題もあるわけです。

言葉を覚えるだけではなく、看護学生さんも病態で覚えていきましょう!

 

今日のまとめです。

  • ショックは、大きく分けて4種類!
  • この記事は簡単に書いています。これをベースに深く追求しましょう!
  • 病態を理解するだけで解ける問題がある!

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